勝つための価格戦略とそのメカニズム

ビジネス書

 
著者
望月 広愛 著
定価
本体1,320円(税込)
判型
新書判 165頁
初版発行
2004年12月20日
ISBN
978-4-88916-386-5

企業活動においては、商品の販売価格の設定は重大な経営課題であり、企業の命運を左右する大きなテーマである。本書では、マーケティングのバイブルとも言えるコトラーの『マーケティング・マネジメント』をベースに、価格政策のあり方を体系的に説明し、実証データを活用して、価格設定の最新の方法論を説いている。

戻る

目 次

  • 第1章 価格政策のよくある間違い
    1. 原価積み上げだけで価格を決めている会社
    2. 状況の変化に対応できず、価格を見直ししない会社
    3. マーケティングミックスの法則を無視している会社
  • 第2章 価格設定の考え方
    1. 価格設定の基本
    2. 価格設定にも目標認定がある
  • 第3章 目的別の価格設定法
    1. 利益を最大化するための価格設定理論
    2. マーケットシェアを最大化するための価格設定
    3. イメージリーダー顧客を取り込むための価格設定
    4. 売上を最大化することを目標とするための価格設定
    5. 利益のターゲット目標を決めてそこに価格を設定する
    6. 特定の製品をプロモーションにつなげる場合の目標設定
  • 第4章 価格設定の方式にもいろいろある
    1. 原価志向価格設定法
    2. 需要志向価格設定法
    3. 競争志向型価格設定法
    4. 需要の価格弾性値
  • 第5章 VE(価値工学)の概念を活用
    1. 価値の定義
    2. プライス計数による価格設定
  • 第6章 多変量解析と顧客満足度を活用した価格設定のために
    1. 価格競争の泥沼からの脱却を
    2. 多変量解析を応用した価格要図の重みの分析
    3. 顧客満足度を上げるために
  • 第7章 商品開発の新コンセプト設定及び効果的価格設定のための最新手法
    ―プライシングステディのハイテク法
    1. プライシングスタディの手法
    2. コンジョイント分析
    3. コンジョイント方によるプライシングスタディ